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「パソコンの回収は評判のいいところに出したい」と考えると、感想を探すことになります。
ただ、パソコンの回収は法律で枠が決まっていて、出し先は4つしかありません。
そして、そのうちどれが使えるかは、手元の機体と住んでいる場所で変わります。
ここでは、誰がどの制度で回収しているかを並べます。順位は付けません。

1. 出し先は4つに分かれます
| 出し先 | 根拠になる制度 | 費用 | 家から出るか |
|---|---|---|---|
| メーカー | 資源有効利用促進法 | マークがあれば無償 | 郵便局へ持込 or 戸口集荷 |
| 市区町村 | 小型家電リサイクル法 | 自治体による | 持ち込みが基本 |
| 家電量販店 | 同上 | 店による | 店まで運ぶ |
| 宅配回収(認定事業者) | 同上 | 条件により無料 | 自宅まで集荷 |
もともとはメーカー回収だけでした。
パソコンは、これまで「資源有効利用促進法」によりパソコンメーカーが回収しリサイクルすることとされ、 多くの市区町村はごみとしての収集を停止していました。この結果、メーカー回収が事実上唯一の回収ルートと なっていました。
そこに2013年の法律で選択肢が増えた、という順番です。
平成25年4月1日に「小型家電リサイクル法」が施行され、家電量販店等でもパソコンの回収を行っています。
2. まず、本体のマークを見ます
費用が分かれるのはここです。
「PCリサイクルマーク」は、平成15年(2003年)10月以降に販売された家庭向けパソコンに 貼付されているものです。 このマークの付いたパソコンは、廃棄する際に新たな料金をご負担いただくことなく、廃棄いただけます。
PCリサイクルマークのついてないパソコン(平成15年9月までに購入された製品)は、 回収再資源化料金をお客様にご負担いただきます。
2003年10月より後に買った家庭向けのパソコンなら、メーカー回収は無料です。
買ったときに料金を払い済み、という仕組みになっています。
マークが無い場合の金額は一律ではありません。
※回収再資源化料金につきましては、各パソコンメーカーにお問い合わせください。
3. メーカー回収は、手順が決まっています
申し込むとメーカーから伝票が届きます。
申込み後、メーカーよりお客樣宛に「エコゆうパック伝票」が郵送されます。その後お客様自身で梱包して頂き 「エコゆうパック伝票」を貼付し、郵便局に戸口集荷を依頼するか、最寄の郵便局(※)に お持ち込みください。
出せる場所は限られています。
(※)「コンビニエンスストア」・「郵便切手類販売所」・「簡易郵便局」・「郵便局以外のゆうパック取扱所」では 取扱できません。
梱包の決まりもあります。
デスクトップパソコンとディスプレイなど、複数台数を同時に排出する場合は、1台ずつ梱包し、 それぞれに「エコゆうパック伝票」を貼ってください。
キーボードやマウスなどの標準添付品は、排出するパソコンと同じ梱包箱(もしくは袋)に入れてください。 標準添付品以外のものは回収対象となりませんので御注意ください。
複数台まとめて1箱、ができません。 台数が多いほど手間が増える形です。
本体とディスプレイでメーカーが違えば、申し込みも別々になります。
輸送の追加費用はかかりません。
別途輸送料金などの費用はかかりません。
作ったメーカーが無くなっている場合の受け皿も決まっています。
「PCリサイクルマーク」の付いたパソコンでも、万一メーカーが倒産した場合などの場合は 「パソコン3R推進協会」が回収し、その場合には所定の回収再資源化料金が必要となります。

4. 自治体と量販店は、やっているとは限りません
小型家電リサイクル法での回収は、全国一律ではありません。
回収が行われるのは参加した一部の家電量販店等や市区町村だけであり、 回収される品目も家電量販店や市区町村によって異なっています。
量販店も同じです。
なお、これらの家電量販店の全ての店舗でパソコンの回収を実施しているとは限りませんので、 パソコン回収の有無、回収方法、回収料金等については、各家電量販店のホームページか お近くの店舗でご確認ください。
「近くの店に持っていけばいい」が成立するかどうかは、その店に聞くまで分かりません。
実施している大手として、8社が挙げられています(令和5年8月現在/50音順)。
エディオン ケーズデンキ コジマ 上新電機 ソフマップ ビックカメラ ヤマダ電機 ヨドバシカメラ
自治体については、住んでいる市区町村に確認する形になります。
5. 宅配回収は、家から出ずに済みます
小型家電リサイクル法の認定事業者が、宅配便で回収する形です。
運ぶ手間が無いかわりに、箱の規定と申し込みの条件があります。
代表的な窓口の条件(無料の範囲・箱の上限・キャンセルの扱い)は
リネットジャパンの評判を規約で確かめたに並べました。
デスクトップのように重いものを運べない、
平日に郵便局へ行けない、という事情があるならここが現実的になります。
6. データは、どのルートでも自分の側の話です
制度としての情報漏洩対策は決められています。
パソコンを回収する家電量販店については国の認定において情報漏洩対策がチェックされています。 また、市区町村については、パソコン等を回収できるのは情報漏洩対策が取れるところのみとされています。
ただし、これは「事業者側が対策をしている」という意味で、
出す前に消しておかなくてよい、ということではありません。
消し方と、消したことの証明が要る場面は
古いパソコンのデータ消去は誰がやるかに、
電源が入らない機体の扱いは
起動しないパソコンのデータ消去にまとめてあります。
スマホは記憶領域を取り出せないので、少し事情が変わります。
操作できない端末の扱いはスマホのデータ消去ができないときに、
子どもの学習用タブレットは返却の要否から決まるので
学習用タブレットは退会後どうするかに分けました。
売らずに処分するか、値段を付けるかで迷っている場合は
パソコンは売るか、回収に出すかに3つの形を並べました。
7. 選び方
条件で分かれるので、順に当てはめると決まります。
1. マークがあるか。 あるならメーカー回収は無料。無いなら有料(金額はメーカーに確認)
2. 運べるか。 郵便局や店まで持っていけないなら宅配回収
3. 台数が多いか。 メーカー回収は1台ずつ梱包。まとめたいなら宅配回収
4. 急ぐか。 伝票の郵送を待つ必要があるのはメーカー回収です
どれが優れているという話ではなく、手元の条件で使えるものが違うだけです。
費用が一番かからないのは、マーク付きの機体を1台だけ出す場合のメーカー回収か、
パソコンを含む1箱に収まる場合の宅配回収です。
【国が唯一認定】不用なPC/小型家電宅配便回収のリネットジャパン。
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確認できなかったこと
マークが無い場合の回収再資源化料金は、金額を確認できませんでした。
協会のページはメーカーに問い合わせるよう案内していて、一覧にはなっていません。
自治体ごとの回収状況も確認できませんでした。
環境省のポータルサイトは、閲覧した時点でメンテナンス中と案内されていました。
お住まいの市区町村に直接確認してください。
出典
- 一般社団法人パソコン3R推進協会「PCリサイクルマークについて」「リサイクルの手順」 「梱包と回収について」「小型家電リサイクルによるパソコンの回収」
- 環境省「小型家電リサイクル関連」
2026年9月28日時点で公開されていた内容です。
制度の運用・対象店舗・料金は変わります。
出す前に必ず公式サイトや自治体の案内で最新の条件をご確認ください。
