本記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。掲載している条件は各社が公開している情報に基づくもので、報酬の有無や多寡は記載内容に影響していません。
コンタクトレンズを通販で買い直すとき、商品ページには BC と 度数 の
プルダウンが並びます。左右で値が違う人も多く、選択肢は細かく刻まれています。
ここを1つ取り違えると、届くのは自分では使えない箱です。
4社の返品・交換のページを開くと、「商品到着後30日以内」「14日以内」 といった
日数が目に入ります。ところが同じ文の中に、必ずもう1つ条件が付いていました。
未開封であること。 しかも「未開封」の線は、箱を開けるより手前にありました。
順番はこうです。 ①眼科でレンズの種類・BC・度数を確定させる → ②その値のまま通販で注文する → ③届いたら、開ける前に箱の表示と注文内容を照合する 返品・交換の条件は、店を選ぶ第一の軸ではありません。 開けたあとに残っている選択肢は、4社ともほとんどありませんでした。
通販は、眼科で決まったものを同じ仕様で買い直す場所です。そこで種類や度数を
選ぶわけではありません。だから返品規約を読む目的は「返すため」ではなく、
間違えたときに何が起きるかを、注文を確定する前に知っておくためです。
以下、アットレンズ、アイ・ライフ・コンタクト、クリアコンタクト、レンズアップルが
公開しているご利用ガイド・特定商取引法に基づく表示・よくあるご質問・返品のページを
並べます。同じサイトの中で期限の数字が食い違っている社がありました。
規約より先に、眼科で決まること
返品条件を読む前に、決まっているべきものが3つあります。どれも規約では解決しません。
- レンズの種類(商品名)。 同じメーカーでも枚数違い・タイプ違いの箱が並びます
- BC(ベースカーブ)。 左右で違うことがあります
- 度数(PWR)。 乱視用は乱視度数の選択欄が別に用意されている社があります
各社とも、この値は眼科で決めるものだと書いています。クリアコンタクトは
「必ず眼科にて処方されたレンズをご注文のうえ、ご使用くださいますようお願い申し上げます。」、
アットレンズは「医師の検査を受けた上でご注文ください。」と記載しています。
そのうえで厄介なのは、同じ値でも入力のさせ方が社によって違うことです。
アットレンズは「BC / 度数」をセットの選択肢にし、クリアコンタクトは
「右目BC」「右目POWER」を左右別の必須プルダウンにし、レンズアップルは
「BC/DIA」を一体で選ばせて「PWR」を別の欄にしています。
前に買った店と同じ感覚で選ぶと、選択肢の並びが違う分だけ取り違えが起きます。
「開封」の線は、箱を開けるより手前にある
4社の条文に共通して出てくるのが、未開封・未使用という条件です。
問題は、その「開封」がどこを指しているかでした。

| 未開封・未使用のとき | 開封後・使用後 | |
|---|---|---|
| アットレンズ | 可。条件は「末使用・末開封(包装フィルム含む)」 | 不可。「商品開封後の返品・交換はできません」 |
| アイ・ライフ・コンタクト | 可(交換)。「開封前の商品でしたら、交換もお受けしております」 | 不可。「商品の性質上、基本的に返品はできません」(誤送・破損品は交換) |
| クリアコンタクト | 可。「未開封・未使用に限り可能です。」 | 不可。「開封された商品・ご使用になられた商品(箱に文字が書かれてしまった商品)」は返品不可 |
| レンズアップル | 可。条件は「未使用・未開封(包装フィルム含む)の商品に限り」 | 原則不可。ただし対象マークが付いた一部の自社ブランド商品に限り、使用後の返品を受け付けると記載 |
包装フィルムを剥がした時点で対象外になると明記していたのは、アットレンズと
レンズアップルの2社でした。箱を開けて中身を確かめる動作ではなく、
その手前の外装をほどく動作が線になっています。
線はもう1段あります。アットレンズは「90枚パックの製品は、90枚入りの外箱を開封すると
返品・交換の対象外となります。」と書いています。中の個包装が無事でも、
外側の箱が開いていれば戻せません。クリアコンタクトは「箱に文字が書かれてしまった商品」を
返品できない例に挙げています。届いた箱に「右」「左」とメモを書くのも、
返す道を1つ閉じる行為になります。
つまり、度数の照合は箱を開ける前に終わらせる必要があります。
注文履歴と、箱の外側に印刷された商品名・BC・度数・枚数を突き合わせる。
ここで気づけるかどうかが、このあとの条件を使えるかどうかを分けます。

開封前に戻せる幅は、社ごとに違う
未開封であれば何ができるのか。「返品(返金)」と「交換」は別の制度として
書かれていて、どちらを用意しているかが社によって違いました。
| 開封前にできると書かれていること | 期限(起算日は商品到着日) | |
|---|---|---|
| アットレンズ | 返品と交換の両方。交換は「同一商品で度数交換のみ承ります」 | 30日以内(未使用・未開封・汚損なし)。連絡後10日以内に返送 |
| アイ・ライフ・コンタクト | 交換。「開封前の商品でしたら、交換もお受けしております」 | ページによって記載が分かれる(次の節) |
| クリアコンタクト | 返品・交換。「未開封・未使用に限り可能です」 | ページによって記載が分かれる(次の節) |
| レンズアップル | レンズデータの交換。手順は独立したページにある | 30日以内(「商品到着後31日以上経過した商品」は不可) |
度数を間違えたときの行き先は、多くの場合返金ではなく交換です。
アットレンズは「交換は同一商品で度数交換のみ承ります」と書いていて、
別の商品に振り替える扱いの記載は確認できませんでした。レンズアップルは
交換の手順を独立したページで示し、再送料550円という金額まで出しています。
クリアコンタクトは、度数やBCの間違いを名指しした条文が見当たらず、
「未開封・未使用に限り可能」という一般の規定が当てはまると読めます。
読めるだけなので、注文の前に窓口へ確かめるほうが確実です。
期限の数字が、同じサイトの中で割れている社がある
ここが今回いちばん注意の要るところでした。返品の期限が、同じ会社のサイトの中で
1つに決まっていない社があります。各社それぞれの話として並べます。
| ご利用ガイドの記載 | 特定商取引法に基づく表示の記載 | |
|---|---|---|
| アットレンズ | 「商品到着後30日以内で末使用・末開封(包装フィルム含む)の場合に限ります」 | 返品期間についての食い違いは、今回見た範囲では確認できず |
| アイ・ライフ・コンタクト | 「商品到着後、14日以内に弊社までご返送ください。未開封・未使用に限り可能です。」 | 同じページ内に「1ヵ月以内にご返送ください。」と「14日以内にご連絡いただいた場合のみ返品に応じます。」が併存。「お客様都合による返品はお受けしておりません。」の一文もある |
| クリアコンタクト | ご利用ガイドに「商品到着後、14日以内に弊社までご返送ください。未開封・未使用に限り可能です。」 | 同じページ内に「1ヵ月以内にご返送ください。」と「14日以内にご連絡いただいた場合のみ返品に応じます。」が併存。「お客様都合による返品は…」の一文もある |
| レンズアップル | 会社概要のページに「未開封時は「商品到着後30日以内」に【メール】にてご連絡下さい。」 | 返品のページも「商品到着後31日以上経過した商品」は不可として、30日の枠で一致 |
アイ・ライフ・コンタクトは、14日という数字と1ヵ月という数字が別のページに、
さらに客都合の返品を受け付けないという一文が同じページにあります。
どれが実際に適用されるかは、公開ページからは判断できません。
クリアコンタクトも、14日と1ヵ月、そして客都合の返品を受け付けないという一文が
この社も同じように期限の記載が割れていて、公開ページだけでは決められません。
読む側にとっての意味は2つです。1つは、数字が割れているときは短いほうで動くしか
ないこと。14日と1ヵ月なら、14日を自分の期限として扱います。もう1つは、
その日数が「返送」までか「連絡」までかを見分けること。荷物が着くまでなのか、
電話やメールを入れるまでなのかで、実際に使える時間はまるで違います。
どのページに何日と書いてあったかを控えておくと、窓口での確認も短く済みます。
開封後の扱いで、1社だけ別の枠が書かれている
4社の原則は「開封後・使用後は不可」でそろっています。
その外側に別の枠を公開していたのは、今回はレンズアップルだけでした。
同社のキャンペーンのページに、対象マークが付いた商品についての記載があります。
| 未開封の通常ルート | 対象マークが付いた商品の枠 | |
|---|---|---|
| 連絡の期限 | 商品到着後30日以内 | 10日以内。「10日以内にご連絡いただければ、開封済商品の返品・返金可能。」 |
| 開封・使用後 | 不可 | 「こちらのマークが付いた商品は、ご使用後でも返品OK。」と記載 |
| 回数 | 記載を確認できず | 「初めて購入する各製品1回まで」 |
| 数量 | 記載を確認できず | 試せる枚数に上限があると記載 |
注意したいのは、この枠のほうが期限が短いことです。未開封なら30日ありますが、
開封済みで使えるのは10日以内の連絡で、回数も「初めて購入する各製品1回まで」と
区切られています。幅の広い制度ではなく、条件を全部満たしたときだけ通る細い道と
読むほうが実際に近いはずです。対象の商品はマークで示されているので、
注文の前にその表示を確かめることになります。
残る3社については、開封後・使用後の返品を受け付けると書いたページを
確認できませんでした。今回見た範囲では見つからなかったという意味です。

店舗で買った場合とAmazonで買った場合は、別の制度です
ここまでは通販4社の話です。買った場所が違うと、戻せる幅も期限も変わります。
店舗系の2社は、公開ページで返金ではなく交換として書いています。
そのかわり期限が長いです。
ご購入から3ヵ月以内で、未開封の商品に限り、商品交換を承ります(中央コンタクト)
お渡し日より3ヵ月以内(エースコンタクト・交換の期限)
中央コンタクトは度数の変更について「同じレンズの度数変更は無料で交換できます」、
種類を変える場合は「同等の金額以上のレンズで、差額をいただきます」と書いています。
返金の側は「開封済み商品の交換および返金はお受けできません」です。
エースコンタクトは条件を包装の状態で切っています。
商品に損傷が無く、パッケージ(外側の透明フィルムと箱)が未開封で、 ペンなどによる書き込みが無い場合のみ
商品を開封してしまった場合、中のレンズが未使用であっても交換致しかねます
通販4社の期限が30日前後だったのに対して、店舗の2社は3ヵ月です。
かわりに戻るのは現金ではなくレンズで、持参が前提になります。
Amazonは別の線です。返品ポリシーで、医薬品・医薬部外品・化粧品・健康食品・医療機器は
不良品や破損品を除いて返品・交換の対象外と書かれています。
コンタクトレンズはこの区分に入るので、度数を間違えたという理由では戻せません。
出品者が個別に受け付けるかどうかは商品ページごとに違います。
買う前に見る順番は、安さより先に「戻せるか」になります。
返すのにいくらかかるか
戻ってこないお金は、返送料・返金時の手数料・交換品を送ってもらう送料の3つに
分かれます。金額まで公開されているものは、ごく一部でした。
| 返送料 | 返金・交換にかかる費用 | |
|---|---|---|
| アットレンズ | 客都合は客負担。「送料や振込手数料等、返品にかかる費用をご負担いただいております。」 | 交換の際の送料・手数料も客負担。金額の記載は確認できず |
| アイ・ライフ・コンタクト | 「発送時の送料・返品時の送料・返金時の手数料はお客様でご負担願います。」 | 返金時の手数料も客負担。金額の記載は確認できず |
| クリアコンタクト | 「発送時の送料・返品時の送料・返金時の手数料はお客様でご負担願います。」と記載 | 返金時の手数料も客負担。金額の記載は確認できず |
| レンズアップル | 客都合は客負担。不良品・誤配送は会社負担 | 口座への返金は振込手数料が客負担。レンズデータ交換の再送料は550円 |
金額が出ているのは、レンズアップルの再送料550円だけでした。ほかは負担者だけが
書かれていて、実額は返す段になって運送会社や金融機関の料金で決まります。
注文の時点で総額を知ることはできません。
負担の範囲が広めに書かれている社もあります。「発送時の送料」まで並べて客負担と
している社では、戻ってこないのは返送料だけではないと読める書き方になっています。
もう1つ、まとめ買いの扱いがあります。レンズアップルは
「まとめ買い割(複数箱購入で1箱無料)対象商品は、無料分の商品も含めて全てご返品いただいた
場合に限り、商品代金を全額返金いたします。」と書いています。
返す単位が1箱ではなくなるということです。家族の分を一度に頼むときや、
左右をまとめて買うときは、割引の付き方と返す単位を合わせて見ておく必要があります。
なお、処方箋の提示が必要な商品について、レンズアップルは提出する処方箋に
「患者様名(フルネーム)」を含む4項目がすべて記載されている必要があると書いています。
誰の分なのかは書類の上で特定される作りです。
連絡してから送る。順番を守らないと条件から外れる
4社とも、返送の前に連絡することを条件にしています。黙って送り返すと、
未開封で期限内でも条件を満たさなくなります。
窓口の連絡先は、いずれも各社の公式ページに掲載されています。
| 窓口の種類 | 事前の連絡 | 連絡のあとの期限 | |
|---|---|---|---|
| アットレンズ | 電話またはメール | 必須。「必ず、事前に…ご連絡下さい。」 | 「連絡後10日以内に当店へご返送をお願い致します。」 |
| アイ・ライフ・コンタクト | メールまたは電話 | 必須。「返品条件をご確認の上、下記までご連絡ください。」 | 記載を確認できず |
| クリアコンタクト | メールまたは電話 | 必須。「返品条件をご確認の上、下記までご連絡ください。」 | 記載を確認できず |
| レンズアップル | 電話またはお問い合わせフォーム | 必須。「返品ご希望の商品名と箱数(未開封のみ)を添えて、お問い合わせフォームよりご連絡ください。」 | 未開封は到着後30日以内に連絡。対象マーク付き商品は10日以内 |
アットレンズには期限が二段あります。到着後30日以内という枠に加えて、
連絡してから10日以内に返送することが求められています。
枠を使い切ってから連絡すればいい、という作りではありません。
レンズアップルは、連絡の時点で商品名と箱数を添えるよう求めています。
何箱のうち何箱を戻すのかを、先に決めてから連絡する順番になります。

注文を確定する前に、5行だけ書き出す
規約を全部覚えるのは無理なので、注文の前に次の5つを書き出せば足ります。
1. 商品名・BC・度数が、眼科で決まった値と一致しているか。
左右で違う場合は左右別に書く
2. 開ける前に照合する段取りができているか。 包装フィルムや外箱をほどいた時点で、
戻せる枠から出ます
3. 期限は何日で、それは「返送」までか「連絡」までか。 数字が割れている社では
短いほうを自分の期限にする。どのページに書いてあったかも控える
4. 返送料・返金時の手数料・交換の再送料は誰の負担か。 合計は出ないので項目ごとに書く
5. まとめ買いの割引や無料分が付いていないか。 返す単位が箱単位でなくなる社があります
埋まらない項目は、注文を確定する前に窓口へ聞いてください。
そのうえで、レンズの種類とBC・度数は眼科で決めることになります。
各社のページを見る
条件を確認したうえで見に行く場合は、こちらから。並び順は優劣ではありません。
リンクの文言は各社が用意したものをそのまま使っています。
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ケア用品について。 使えるものはレンズの種類で決まります。ソフト用の洗浄液は
ハードレンズには使えませんし、過酸化水素タイプは中和の工程が要ります。
いま使っているレンズに対応したものを選んでください。
Amazonでソフト用の洗浄液を探す / 楽天でソフト用の洗浄液を探す
確認できなかったこと
以下は各社の公開ページで見つけられませんでした。
- アイ・ライフ・コンタクトの返品期間と、客都合の返品の可否。 14日・1ヵ月という 2つの数字と、客都合の返品を受け付けないという一文が併存しており、 どれが適用されるかは公開ページからは判断できませんでした
- クリアコンタクトの返品期間と、客都合の返品の可否。 同じく記載が分かれていて、 公開ページだけでは決められませんでした
- クリアコンタクトの、度数・BCの間違いを名指しした交換の条文。 確認できたのは 未開封・未使用という一般の返品・交換規定だけです
- アットレンズの「同一商品で度数交換のみ」の範囲。 別の商品への交換や、 交換ではなく返金を選べるかどうかの記載は確認できませんでした
- レンズアップルの対象マーク付き商品で、試せる枚数の上限
- 交換を申し込んだ度数が欠品していたときの扱い。 4社とも明記したページを 見つけられませんでした
- 返送料の金額。 4社とも負担者だけが書かれていました
- 各社の返金までにかかる日数、および返金方法の選択肢
購入前にこれらが重要になる場合は、直接問い合わせて確認してください。
確認できた内容をご連絡いただければ、この記事にも反映します。
1箱あたりの実際の負担は コンタクトレンズ通販の「1箱いくら」は比べられない に、
決める順番は コンタクトレンズをネットで買うには にあります。
出典
- アットレンズ:ご利用ガイド/よくある質問/特定商取引法に基づく表記/商品ページ
- アイ・ライフ・コンタクト:ご利用ガイド/よくあるご質問/特定商取引法に基づく表示/ 送料・支払方法のページ
- クリアコンタクト:ご利用ガイド/利用規約(返品について)/ 特定商取引法に基づく表示/商品ページ
- レンズアップル:よくあるご質問/返品・交換のページ/会社概要(特定商取引法に基づく 表記)/キャンペーンのページ/商品ページ
- 中央コンタクト:アフターケアのページ
- エースコンタクト:アフターサービスのページ
- Amazon:返品ポリシー(返品・交換ができない商品)
通販4社は2026年9月11日、店舗2社とAmazonは2026年10月11日時点で公開されていた内容です。
返品・交換の条件、期限、送料、手数料は予告なく変更されます。
ご購入の前に必ず公式サイトで最新の条件をご確認ください。
