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電源が入らない、あるいは画面が出ないパソコンは、初期化の画面まで行けません。
中に入っているものを消せないまま、捨てるかどうかを決めることになります。
ここでは、その状態から手放すまでの道を3つに分けて、費用と手間で並べます。

1. そもそも、初期化しても消えていません
起動する機体でも同じことですが、回収する側がはっきり書いています。
パソコンの初期化・ゴミ箱を削除するだけではデータは完全には消えていません。 データの消去には、専用のデータ消去ソフトをご使用ください。
つまり「起動しないから消せない」の前に、起動しても初期化だけでは足りないという前提があります。
起動しない機体で考えることは、ここから一段ずれます。
消去ソフトも動かないので、ドライブそのものをどうするかという話になります。
2. 道は3つに分かれます
| 道 | やること | 費用の目安 | 証明書 |
|---|---|---|---|
| A ドライブを外して自分で消す | 取り出して別のPCにつなぎ、消去ソフトをかける | 変換ケーブル代のみ | 出ない |
| B ドライブを抜いて本体だけ出す | 取り出して手元に残す(または自分で保管) | 0円 | 出ない |
| C 消去ごと任せる | ドライブを付けたまま送る | 3,498円/台 | 出る |
Aは「消えたことを自分で確認したい人」、Bは「いちばん安く済ませたい人」、
Cは「証明を残したい人」の選び方になります。
3. A ドライブを外して、別のパソコンで消す
ノートは底面のネジ、デスクトップは側板を外すと、2.5インチのSSDかHDD、
あるいは基板に直接挿さったM.2のSSDが出てきます。
取り出したドライブはUSBの変換ケーブルや外付けケースで別のパソコンにつなげます。
つないだ先が普通に読めるなら、そこで消去ソフトをかけられます。
変換ケーブルは1,000〜2,000円程度、外付けケースも同じくらいです。
2.5インチのSSD・HDDなら変換ケーブル、そのまま外付けとして使い続けるならケースが向きます。
ただし、本体が壊れている理由がドライブ側にある場合、つないでも認識しません。
その場合はAは使えず、BかCに移ることになります。
機体によってはドライブが基板と一体で、外せないものがあります。
薄型のノートや一体型は、ここで手が止まります。
4. B ドライブを抜いて、本体だけ手放す
抜いたあとの本体は、そのまま出せます。
HDDがないパソコンも回収可能です。HDDが無くても1箱分は無料です。
回収の窓口は「中身が入っていること」を前提にしていません。
ドライブだけ手元に残し、本体は無料の回収に出す、という分け方ができます。
抜いたドライブをどうするかは別の判断になります。
自分で保管するか、別の機体で使うか、あとで消すか。
結論を先送りできるのがこの道の利点で、逆に言えば片付いてはいません。

5. C 消去ごと任せる
起動しない機体も、有料の消去サービスの対象になります。
おまかせ安全データ消去サービス〈 1台 3,180円 (税込3,498円)〉
※電源起動しない等のハードディスクは、物理的破壊方式による専用機でデータを復元できないように 処理を行います。
起動しない機体は、ソフトで消すのではなく壊して処理されます。
そのうえで証明書が出ます。
パソコンのデータ消去完了後に、消去証明書を発行いたします。マイナンバーにも対応!
会社から借りていた機体、家族名義のもの、
あとから「消したことを示す必要がある」可能性があるならここが分かれ目になります。
条件の詳しいところはリネットジャパンの評判を規約で確かめたに並べました。
6. 自分で壊すのは、勧められていません
ハンマーで叩く、ドリルで穴を開ける、という方法が語られることがあります。
回収する側は、その注意を公開しています。
ハードディスクを破壊するとデータの復元は難しくなりますが、有害物質が飛散する恐れがあります。
復元しにくくなるのは事実だが、飛散の危険がある、という書き方です。
やるかどうかは本人の判断ですが、証明書は出ません。
壊した破片も、そのままでは一般ごみに出せません。
7. 費用で並べると
| 道 | 出ていくお金 | 残る手間 |
|---|---|---|
| A 外して自分で消す | 変換ケーブル 1,000〜2,000円程度 | 消去に10時間前後 |
| B 抜いて本体だけ出す | 0円(パソコンを含む1箱目は無料) | ドライブの置き場所が残る |
| C 任せる | 3,498円/台 | 送るだけ |
出し先をメーカー回収や自治体まで広げて比べたものは
パソコンの回収は誰がやっているかにあります。
回収そのものの料金は、パソコンが入った箱の1箱目までが無料です。
2箱目以降とパソコンを含まない箱は1,848円/箱。
この内訳は古いパソコンのデータ消去は誰がやるかにまとめてあります。
8. 決め方
順番に当てはめると、迷う場面は多くありません。
1. 証明が要るか。 要るなら C だけです
2. ドライブが外せる機体か。 外せないなら C
3. 外したドライブの置き場所があるか。 あるなら B が最も安い
4. 消えたことを自分で確かめたいか。 そうなら A
壊れているかどうかは、実は分かれ目になりません。
分かれ目は「証明が要るか」と「ドライブが外せるか」の2つです。
【国が唯一認定】不用なPC/小型家電宅配便回収のリネットジャパン。
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確認できなかったこと
ドライブの外し方は、機種ごとに違うため書けませんでした。
同じメーカーでも世代で構造が変わり、分解を保証の対象外としているメーカーもあります。
型番で分解手順を確認してから開けてください。
壊れた機体の買取価格も確認できませんでした。
起動しない機体に値が付くかどうかは店と症状によります。
値段を知りたい場合は、処分を決める前に見積もりを取るほうが先です。
出典
- リネットジャパンリサイクル「パソコンのデータ消去」
- 同「よくある質問」
- 同「パソコン無料回収」トップページ
2026年9月28日時点で公開されていた内容です(データ消去のページは2026年9月24日取得)。
料金・対応範囲・証明書の扱いは予告なく変更されます。
申し込みの前に必ず公式サイトで最新の条件をご確認ください。
